建築物の意匠は、 2020年 4月 1日に 特許庁により改正された意匠法に おいて知的財産権として新たな保護対象となり、近年注目が高まっています。
本物件 では 、周辺環境に調和し、公園利用者や地域の方々に親しまれるデザインにするため、立面にはランダムな高さの窓を配し、建物のボリューム感を軽減しました。打ち放しを主とする落ち着いた色合いで統一し、アクセントとして公園の木々と調和する木目調のルーバーを取り入れています。また、斜面に沿った入り口を3箇所設け、各階住戸の床も斜面に合わせて複数のレベルを設定することにより、地形に寄り添った建物となることを意図しました。周辺環境との協和、自然と共存する暮らしの実現に取り組み、外観デザインに対して 建築物の意匠登録が認められました。
【 意匠権とは 】
物品や建築物等のデザインなどに与えられる独占的権利を認める制度です。
意匠権が認められたデザインについては、第三者による模倣品や類似品の販売などを排除することが可能になります。
スフィア目白御留山は2022年グッドデザイン賞も受賞しています。今後も、ものづくりにおけるさらなるデザイン性・機能性の向上を目指し取り組んでまいります。
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