2023.10.23 まちづくり

街を育む、街と繋がる

不燃化特区エリアの木造空き家複数棟を鉄筋コンクリートのマンションとして再開発

株式会社LEB建築設計事務所が設計する「ゲートマークス三軒茶屋」が建つ太子堂2 丁目エリアは、世田谷区の指定する不燃化特区となっています。敷地には空き家の木造建築や旧耐震アパートが建ち並び、空き家となっているところもあり、火災や防犯面で不安がありました。本計画により防火性の高いRC 造へと新築され、地域の防災能力向上に貢献しました。定住人口は以前の8 名から32 名へと増加しました。

歩道上空地や隅切りを通常よりも広く設け緑地帯を適宜設けています。都市景観や緑化に配慮し、入居者や近隣住民にとって安心安全な暮らしづくりに取り組みました。外観デザインにおいても、坂道に面する建物ボリュームを傾斜に合わせ分割しセットバック。威圧感を無くし街並みへ配慮しました。

敷地内にはオリックスカーシェアサービスを1台導入しています。専用アプリから予約できるシステムで、当物件の住人だけでなく、地域住民の生活利便性向上に貢献しています。

今後も、街の活性化を促進し、地域社会と繋がりのある建築物の創造に取り組んでまいります。